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言葉の壁を越え、心の交流を深める
発信時間: 2009-06-05 | チャイナネット

                     文=段非平  写真=国際交流基金北京日本文化センター

2009年6月3日、四川大地震被災地の子供たちとの交流活動報告会が北京大学で開催された。同交流活動は国際交流基金北京日本文化センターの主催、四川省対外友好協会の協力、三菱UFJ証券、コクヨインターナショナル株式会社の協賛によるもので、日本人留学生の四川大地震被災地への訪問、交流を通じて、中日両国学生の感情を深めることを主旨とするものである。

手話で自己紹介をする日本人留学生 被災地の子供たちに浴衣を着せる日本人留学生

2009年5月22日、北京大学留学中の日本人留学生10名は、四川省徳陽市中江県聾唖学校と中心小学校を訪問した。彼らは日本企業の協賛により提供された文房具を学校に寄贈し、手話で生徒たちと交流し、その後、浴衣の試着、日本舞踊の披露などを通し、日本文化を紹介した。

被災地の子供たちは「私の夢」と題する絵を描いた 現地の学生と交流する日本人留学生

今回の活動に関して、日本人留学生グループの代表、中山晨超さんは、「大学に入ってからいろんなイベントに参加してきましたが、今回は、今までとは違い、ほんとうに楽しく、充実したもので、しかも感動的な活動でした。手話は言葉が要らないので、中日学生の言葉の壁を越え、心と心の交流ができたと思います。このような心の支援というのはとても大事だと改めて感じました。本当に良かったです」と語った。留学生たちは、みな、「今回の活動は留学生活の中で最高の思い出となった」と感じている。

「人民中国インターネット版」より 2009年6月5日

 
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