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共に困難を克服 王岐山副総理が麻生首相と会見
発信時間: 2009-06-09 | チャイナネット

 

日本の麻生太郎首相は8日、第2回中日ハイレベル経済対話に出席するために東京を訪れた王岐山副総理と会見した。そして双方は引き続き交流や協力を強化し、共同で世界経済の衰退がもたらした困難や問題を克服すると表明した。

 

王岐山副総理は、「中日関係は近年、全体的に積極的な発展を維持し、両国の指導者が頻繁に接触して政治上の相互信頼は強化され、各分野の協力も更に拡大している。中国側は引き続き日本側との協力を強化して、共同で両国の戦略的互恵関係の発展を推し進めていきたい」と語り、以下のように述べた。

 

「中国と日本は世界で重要な経済国同士である。金融危機の影響が拡大し、世界経済が衰退する緊迫した情勢の中で開かれた今回の中日ハイレベル経済対話は、去年の胡錦涛国家主席の訪日成果や両国指導者の共通認識、中日経済貿易協力の強化、両国および世界経済の成長促進に重要な役割を果たすだろう。中国政府は国際金融危機の挑戦に対応するために、成長維持、内需拡大、構造調整を柱とした一連の政策措置を打ち出している。今のところ一応の効果が出ているが、私たちは今の困難を克服し、比較的速い経済の安定した成長を保つ自信と能力がある」

 

これに対して麻生首相は、「国際金融危機は日中両国を含む全世界が共に直面する挑戦である。両国政府は一連の積極的な措置を採っており、世界経済が一日も早く回復するよう中国と連携を強化していきたい」と語った。

「チャイナネット」 2009年6月9日

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