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中日「心のケア人材育成プロジェクト」の研修団が訪日
発信時間: 2009-06-10 | チャイナネット
資料写真(4月27日)
資料写真(4月27日)
資料写真(4月27日)

四川省成都市では4月27日、中華全国婦女連合会と日本の国際協力機構(JICA)が、「四川大地震被災地の復興―心のケア人材育成プロジェクト」をスタートさせた。このプロジェクトは、5年以内に専門的な知識や指導力、長期にわたって地震の被災地で心のケアができる人材の育成を目的にしており、四川省や陝西省、甘粛省など大地震の被災地をモデル地区として、年に2回、50人から100人に心のケアのトレーニングを行う。そしてこのプロジェクトの第1陣の研修団が10日の今日、日本に向けて出発した。

 

今回の研修団は、中華全国婦人連合会の4人、教育部と科学技術部の2人、中国科学院心理研究所、北京師範大学、四川師範大学、華西病院の専門家4人、四川省や甘粛省など地震被災地の関係者9人で構成され、日本での10日間、兵庫県を中心に兵庫県こころのケアセンターや兵庫県庁の障害福祉課、人と防災未来センター防災未来館を見学する。また阪神・淡路大震災と新潟地震の現場を訪れ、この2つの場所で繰り広げられた心のケアの活動事例を視察し、日本側の専門家や関係者と意見交換を行なうことになっている。

「チャイナネット」 2009年6月10日

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