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福田汽車、北京に世界最大のエンジン生産基地
発信時間: 2009-06-10 | チャイナネット

北汽福田汽車株式有限公司はこのほど、米国のディーゼルエンジンメーカー・カミンズとの合弁会社・北京福田康明斯発動機有限公司のハイエンドエンジン生産ラインが、9日に北京市内で操業をスタートしたことを明らかにした。年間生産台数は40万台。このことは、世界トップレベルの技術を備えた2種類(2.8リットル、3.8リットル)の軽量タイプディーゼルエンジンの大量生産がスタートしたことや、福田汽車が「グローバルなエンジン、世界の動力」という国際化戦略の初戦で勝利を収めたことを意味する。福田汽車は今後、北京地区で世界最大規模となる年間生産台数100万台のエンジン生産基地を建設する予定という。

 

ここ数年来、福田汽車は国際化の歩みを加速させてきた。2008年にカミンズと設立した合弁会社は、中国最大の軽量タイプディーゼルエンジン生産基地の一つに成長しつつある。また09年にはドイツの自動車大手・ダイムラーと「商用車協力合意」に調印し、中国にグローバル研究開発プラットフォームを設立すると宣言するなどして、国際化路線を明確にしている。今年1潤オ5月の自動車生産・販売台数は累計23万5千台に達して前年同期比8%増加し、中国商用車業界のトップに立った。

「人民網日本語版」2009年6月10日

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