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在日華人留学生、氷河期に就職成功 中国の文化的背景が強み
発信時間: 2009-06-26 | チャイナネット

幼い頃に両親とともに来日し、「小留学生(未成年の留学生)」として日本の小・中学校や高校で学んだ華人の中には、多くの東京大学進学者がいる。彼らは今年の就職活動で壁に直面しながらも挫折を乗り越え、次第にたくましさを身につけた。3つの言語と中日両国の文化に精通する強み、および大学での専攻を生かすことで、就職活動でよい結果を残し、理想的な仕事を得ることができた。日本の中国語総合新聞『中文導報』が伝えた。

 

陳瀟さんは東京大学経済学部経営学科の4年生。父親は1991年に来日し長野県内の貿易会社で働いた。1996年に母親と来日した陳さんは、長野県のトップ校・長野高校に入学した。成績はいつも上位10位以内をキープし、特に得意な英語では常に学年トップの成績を上げていた。2006年に陳さんは東京大学文科3類に入学した。

 

就職活動について、陳さんは「当初は簡単と思っていたが、昨年6月に活動をスタートしてから一連の挫折を経験した」と語る。

 

陳さんは外資系金融企業への就職を希望していた。給料がよく、日本企業のように上下関係が厳しくないからだ。昨年6月から就職活動を開始し、夏にはインターンシップや面接に参加した。

 

「米国のリーマン・ブラザーズの経営破綻後、外資系金融企業の求人数は一気に減少した。米国の投資銀行のモルガン・スタンレー、UBS(欧州最大の金融グループ、Union Bank of Switzerland)、フランスのBNPパリバなどの外資系金融企業6社を訪問した。面接で合格したのはUBS、JPモルガン、BNPパリバで、インターンシップ期間の最後に採用を約束してくれたのがUBSだったが、結局、金融危機のため確定には至らなかった」と陳さんは話す。

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