ホーム>>中日両国>>経済
中国、資産家数で世界4位に トップ3は米日独
発信時間: 2009-06-26 | チャイナネット

米メリルリンチと仏キャップジェミニは24日、「世界資産報告」を共同で発表した。これによると、100万ドル以上の資産を持つ資産家は昨年、金融危機の影響で15%減り、資産家の資産全体も20%縮小した。報告書で対象となった資産は、使用中の住宅や自動車、コレクションなどの非流動資産を含まない投資可能な資産だ。100万ドル以上の資産を持つ資産家は昨年、860万人となり、資産総額は32兆8千億ドルに低下した。「国際金融報」が伝えた。

 

資産家の分布で見ると、米国・日本・ドイツがトップ3を守った。中国大陸部は英国を超え、初めて4位に名を連ねた。米国の資産家は前年比18.5%減の250万人となったが、依然として世界の資産家の28.7%を占めている。報告によると、経済の回復につれて、世界の資産家数は再び増えていくことになる。北米とアジア太平洋地域の資産家が資産を増やすことで、世界の資産家の資産総額は2013年までに48兆1000億元にふくらむ見込みだ。

「人民網日本語版」2009年6月26日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 青島日本人会長 金融危機中の青島日系企業の現状

· 日本の地方自治体が中国経済に注目 経済低迷脱却の望み託す

· 中日比較 過去31年間の経済発展

· 中国と日本、一人当たりGDPの格差は13倍近く

· イトーヨーカドー、西南市場開拓を加速