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米日は中国産野菜ジュースの輸入大国
発信時間: 2009-07-15 | チャイナネット

中国税関がまとめた最新の統計によると、今年1月から5月にかけて、中国が輸出した未混合の野菜ジュースは8632トンに達した。ジュースの「輸入大国」は米国と日本で、輸入量は米国が6712トン、日本が1151トンに上った。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 

日本はアジアにおける野菜ジュースの主要消費国であり、消費量の伸びには目を見張るものがある。穀物大手の米カーギル社のデータによると、日本の野菜ジュース消費量は2003年の6万9300キロリットルから、08年は14万5千キロリットルと約2倍増加した。日本で消費される野菜ジュースは種類が多く、ニンジン、セロリ、ホウレンソウなども消費される。最も人気があるのはニンジンジュースで、過去数年間に消費量が大幅に増加し、06年には輸入量が4万3600トンに達した。日本が輸入するニンジンジュースの70%以上が横浜税関から輸入され、主な輸出国はオーストラリア、米国となっている。うち米国からの輸入量が最も多く、08年は2万4100トンに上り、オーストラリアは2位だった。中国はまだ主要な供給国ではなく、06年の輸出量は800トンに過ぎなかったが、市場シェアは上昇している。日本のニンジンジュース市場で、03年に中国が占めたシェアは1%に満たなかったが、06年には約2%まで上昇した。

 

米国、日本などは野菜ジュースの消費ニーズがあることから、中国の野菜ジュース生産が投資機関や製造業者に重視されている。香港金恒富有限公司はこのほど、新疆ウイグル自治区喀什(カシュガル)市と投資総額1億元に上る濃縮ニンジンジュースプロジェクトに調印した。関連工事は今月中に着工し、10月には完了して生産を開始し、今年は5千トンを生産して、その多くを輸出に回す計画だ。

 

ある業界関係者によると、野菜ジュースへの投資プロジェクトが今後は増える見込みで、中国の野菜ジュース輸出業者にとっては日本が非常に魅力的な市場だという。ある統計に基づいて計算すると、日本は高い買値をつけてくれる市場で、1ー5月の未混合野菜ジュースの平均単価はFOB価格(本船甲板渡し価格)で1トンあたり2371ドルだった。米国は1トンあたり1373ドルだ。輸入する野菜ジュース製品の種類が違うということもあるが、日本の買値が高いことには争う余地がなく、中国の生産業者にとって日本は大いに興味をそそられる市場なのだといえる。

「人民網日本語版」2009年7月15日

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