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中川美術館開館20周年記念式典が開催
発信時間: 2009-09-11 | チャイナネット

文・写真=人民中国東京支局

9月9日、中川美術館開館20周年記念式典が同館で開催された。張愛平・中国大使館文化部公使参事官をはじめ、関係者110人が節目を祝った。20周年これを記念し、貴重な所蔵品75点を紹介する特別展「中国美の至宝名品展」が10日より開催される。今年は、中華人民共和国建国60周年にあたり、特別展は建国記念展も兼ねる。

中川健造館長が挨拶 張愛平・中国大使館公使参事官が挨拶

中川健造館長は「今後は中国の現代美術品も多くそろえ、21世紀の日本と中国文化の架け橋になりたい」と語った。張愛平・公使参事官は「この展覧会で中国文化に対する理解が深まることを期待する」と述べた。

記念式典で、ピアニストの徳江陽子さんが日中の9曲を披露

記念式典では、ピアニストの徳江陽子さんが「さくらさくら」や「彩云追月」など日中の9曲を披露し、祝賀ムードを盛り上げた。 中川美術館は89年4月に開館、故宮に伝わる名品や中国国宝級の逸品から中国現代絵画まで多数収蔵している。97年には北京の中国美術館で日中国交正常化25周年の記念展示会を、03年には中川美術館で日中平和友好条約締結25周年記念展を開くなど、日中関係の進展にも貢献している。

 

「人民中国インターネット版」より 2009年9月11日