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| 渡辺桐子さんが語る日本アニメ商業化の利害 |
| 発信時間: 2009-11-03 | チャイナネット |
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| アニメ映画に携わってからすでに40年が経つ日本のアニメ・プロデューサーの渡辺桐子さんは、今までに「銀河鉄道の夜」や「空色勾玉」「グスコーブドリの伝記」(制作中)などを手がけてきた。渡辺さんは10月28日から30日にかけて北京で開催された第4回中国国際大学生アニメ祭に出席し、講座の中で日本アニメの商業化の利害などについて語った。
渡辺さんによると、産業の発展には成熟した市場運営が必要で、アニメの商業化もメリットが多いという。それはアニメ産業が繁栄し、世界の人たちがみんな知っているハリウッド映画のように、世界の人たちに日本アニメの魅力を知らせることができる点だと話す。 その他にも渡辺さんは「優れた漫画家が多く育成され、毎年、数え切れないほどの優れたアニメ作品が登場する。アニメがお金儲けの手段になり、世界のアニメ市場で日本が絶対的な優位を占め、アニメ周辺の産業も盛んに発展する。様々な思想や文化を受け入れて蓄え、古いもののよさを新しいものに生かし、諸国の文化の交流を促進して、世界の人々が日本を知る。日本アニメの商業化は多くの優れたアニメをはらんでおり、有名な宮崎駿監督のよく知られている作品は言うまでもなく、アニメファンであろうと何本かの優秀な作品を挙げることができることです」と説明する。 一方で渡辺さんは、日本のアニメ文化産業の商業化は甚だしいと指摘する。「夢を創造する文化を商業の消耗品にするのは文化的リソースの無駄使いです。また今のアニメ制作のシステムでは、多くの人材が埋没しています。その他にもアニメの本当の創作者は、必ずしも商業化の中で得るべき報いを受けていません。スポンサーと創作者の利益のバランスこそが文化を発展させる道なのです」 渡辺さんはまもなく公開される新作「グスコーブドリの伝記」に出資し、こうした方法でアニメ公開後の利益をアニメの制作者たちと共に分かち合おうとしている。 講座の中では新作「グスコーブドリの伝記」の制作の細かい点が紹介された。この作品は宮沢賢治の童話で、故郷が冷害に見舞われたグスコーブドリを主人公に物語が展開する。両親は食べ物を探すために森の奥に行って戻らず、妹も得体の知れない人にさらわれる。その後、ブドリは親切な農家の赤ひげとめぐり合い、新しい生活を送る中で、人々を災害の苦しみから救うために、最終的に自分を犠牲にして人々に幸せな生活をもたらすというストーリー。公開は来年6月の予定。 「チャイナネット」 2009年11月3日 |
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