日本の社会において、「女は家で家事、男は外で仕事」と言う男尊女卑の考えは人々の心の中に深く根付いている。子供を育てるのは女性の仕事と言うのが当たり前だと考えられてきた。しかしここ数年、新しい流れができ始めている。日本のメディアで良く、「イクメン(育児男子)」と言う言葉を耳にするようになった。「イクメン」とは即ち「子育てをするパパ」の事である。多くの日本男性が子育てに参加することの重要性に気づき、政府も法律を設けて男性が育児できる時間を確保できるよう後押ししている。政界の議員やビジネス界のトップの中にも率先して「育児休暇」を取る者がいる。「青年参考」が伝えた。
政界やビジネス界のエリート、産休を取り始める
「日本経済新聞」の報道によると、今年春、東京都文京区の成沢広修区長(44歳)が長男誕生の際に2週間の産休を取った。自治体のトップが育児休暇を取ったのは日本初である。
日本の大企業でも男性の育児休暇を設けるところが増えてきている。東京に本社を構える、ある上場企業は最長6年の育児休暇制度を設けた。
専業「育児パパ」は楽しい
「ウォールストリートジャーナル」は湯崎英彦広島県知事の産休取得を「日本の伝統的な男社会の価値観である『女は内、男は外』を一変させる全く新しい試み」と見ている。進んで「育児パパ」になる男性はまだ数えるほどしか居ないが、増えてきていることは確かである。