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日本アニメを好み人形作りに熱中する女の子
発信時間: 2010-11-11 | チャイナネット
 
『D.Gray-man』の登場人物「アレン・ウォーカー」を原型とした人形

中国人学生の中には、日本のアニメに心を惹かれてアニメを学び始め、その業界に入って奮闘する人も少なくない。清華大学美術学院アニメ専攻の卒業生である馬秀文さんもその1人だ。

小学6年生のとき、勉強や生活に悩みを持っていた馬さんは、アニメ「ふしぎの海のナディア」を見て大変感動した。それがきっかけで、2006年に清華大学美術学院に入り、アニメを学び始めた。「人形が大好きですが、気に入った人形はなかなか手に入りません」と馬さんは話す。そのため、自分で様々な手の込んだ人形を作り、友達にプレゼントしたり、その写真をブログに載せたりして楽しむようになった。

人形を作るのは決して簡単な作業ではない。全て手作りのため、最初に制作した『D.Gray-man』の登場人物「アレン・ウォーカー」を原型とした人形は、素材の収集から完成まで、丸1年かかった。「子供を生むには10カ月かかるが、人形を作るには一年もかかるとは」と、母親にからかわれたこともあるという。制作中にカッターで指を切って怪我をすることも珍しくない。

作った人形は『聖闘士星矢』のアリエスシオン、『.hack//SIGN』の昴(すばる)などのアニメキャラクターのほか、オリジナルの人形もある。

今年卒業した馬さんは「千夜スタジオ」を設立し、注文を受けて人形を作っている。「私の中では、人形は玩具でも、飾り物でもなく、友達です。彼らは作られた瞬間にハートを持つと思います」と、人形への熱い思いを語った。(写真は馬秀文さんが提供)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月11日

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