人間と同じように、日本の大地震と大津波による被害を動物たちも免れなかった。震災後緊急に被災動物臨時救護対策本部を設置した仙台動物管理センターでは、地震が発生した3月11日から4月末現在までに合わせて100匹以上の犬や猫を受け入れた。各地から登録された行方不明のペット数353匹に比べ、この数はまだ3分の1にも及ばない。これまで半数近くのペットはすでに飼い主に引き取られた。
残ったペットたちの世話は、仙台動物管理センターの管理者やボランティアがしている。彼らは毎日えさやり、散歩、シャワーなど通して、動物たちの傷ついた心を慰めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月5日