日本の東京電力が発表した最新の報告によれば、福島第一原発の処理で発生した高濃度放射性排水が施設外に漏洩したという。漏洩したのは45トンの排水で、一部は海に排出された可能性がある。この排水はすでに処理されているものの、含まれている放射性物質は基準を超えており、セシウムは1リットルあたり4.5万ベクレルと、正常な原発排水基準の300倍だ。ストロンチウムの濃度はまだ検査結果が出ていないが、これまでの数値に基づいて考えると1リットルあたり1億ベクレルと基準値の100万倍だ。

現在、修平海水のセシウムの濃度は1リットル当たり31ベクレルで最近の検査数値とほぼ変わらず、明らかな悪化は見られない。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2011年12月6日