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日本落語の魅力を満喫 三遊亭金時氏の北京落語会開催
発信時間: 2012-04-14 | チャイナネット



   日本の落語家の三遊亭金時氏による北京落語会が13日、北京日本学研究センターで開催された。

   三遊亭金時氏は「そば清」などを披露し、軽快な話しぶりで聴衆の笑いを誘った。落語の豊かな表現力と想像力に、聴衆たちが熱烈な拍手を送って、会場は拍手と笑いに包まれた。

   三遊亭金時氏は、落語家の名跡。1962年東京都新宿区生まれ、1986年大学卒業と同時に父である四代目「三遊亭金馬」に入門。2006年国立演芸場花形演芸大賞金賞など受賞多数。

   落語出演のあとに質問の時間もあった。三遊亭金時氏は聴衆の質問に答え、落語に中国から来た説話が多く、一番重要なのは人物設定だと紹介した。また、落語も現代人に、特に若者に分かりやすいように工夫されていていることを紹介した。そして、落語家の人数が増えていて、東京大学や京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学などの大学出身落語かもいると述べた。

   落語とは町民の生活や、お伽話などを滑稽な話として語るもので、噺の結末にオチがつくのが特徴だ。落語は一人で座って演じる芸だ。台詞だけで物語を展開し、扇子や手拭を使ってあらゆるものを表現したりもする。大阪・京都を中心とする関西圏(上方)中心に発達した上方落語と、江戸(東京)で発達した東京落語がある。

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