中国からは寧夏回族自治区、新疆ウイグル自治区、安徽省、吉林省、広西チワン族自治区からの地方指導者5名が参加。それぞれ省・自治区の特色を紹介し、産業分野で優れた技術を持つ日本との協力を求めた。
日本からは京都府、新潟県、埼玉県、長野県、高知県、佐賀県、鳥取県、島根県、福岡県、熊本県の10の府県から知事や副知事が参加し、これまでのそれぞれが展開してきた中国との中日交流をさらに深めるとともに、これをさらに発展させたいとの希望を表明した。
中国側代表である中国人民対外友好協会の李小林会長が、地域間の交流が中日間で重要な役割を果たすことを強調。日本側代表である日本全国知事会会長の山田啓二京都府知事が「(中日省長知事フォーラムは)良いスタートを切ることが出来たが、これはあくまでスタートである」と述べた。
フォーラムの最後に共同宣言を採択し、両国はともに、地域間交流の課題と可能性をさらに追求し、実質的な交流・提携への取り組みの必要性を呼びかけた。フォーラムには程永華中国駐日本大使、山口壯外務副大臣も出席した。
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