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中日映画関係者、青春映画について語る
発信時間: 2012-04-19 | チャイナネット

◇ なぜ青春映画の道を選んだか

磯村監督:女の子の気持ちがよくわからないから、描いてみたいと思って、「がんばっていきまっしょい」という脚本を選んだ。若い頃、よく映画を見た。青年たちの物語に非常に興味がある。素敵な恋人とめぐりあって、映画のような人生が自分を待っていると思っていた当時、あの頃見た青春映画が一番心に残っている。それも自分が青春映画の道を選んだ原因のひとつだ。

桝井省志プロデューサー:若いスタッフと一緒に仕事をするのは楽しい。若い人には魅力がある。

◇中日の青春映画の違いは?

磯村監督は、中日の青春映画の違いについて、以下のようにコメントした。「『失恋33日』の主人公は気持ちをいっぱいに相手にぶつかる。過剰なぐらいに見ている人にわかる。しかし、見ているうちに、「主人公の気持ちはどうなっているのかな」と考えさせようとするのが私の映画の表現方法である。日本人の「曖昧さ」という民族性とも関係があり、日本映画はあまり主人公の気持ちを大きく表面だてることはない。」と語った。

◇ 青春映画の発展の流れは?

青春映画の発展について、20年ぐらいまでの青春映画はまだ社会の矛盾とか、家族とか、会社の角度から描くものが多かった。団塊の世代と今の時代の若者は違う。それにつれて、個人の周りの生活、個人の価値観を描く作品が多くなった。

また、座談会で、ホウ鯨鯨さんは脚本家として、監督とのコミュニケーションの面白い経験をみなさんと分かち合った。

ゲストの皆さんは参加者の質問にも答えた。

「日本青春映画ウィーク」は16日に「封切り」、20日まで。期間中、日本映画「スウィングガールズ」、「回路」、「春の雪」、「雪に願うこと」、「初恋」、「おくりびと」、「サッド ヴァケイション」、「わたしのグランパ」、「がんばっていきまっしょい」、「阿修羅のごとく」の10本が上映される予定。

 質問する参加者

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月19日

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