中院は、日本の埼玉県川越市小仙波町の仙波東照宮の南にあり、喜多院の前身である無量寿寺北院と同時に創設された。中院には狭山茶発祥地の記念碑が建っている。狭山茶は埼玉県西部と東京都西多摩地区で生産されている茶葉で、埼玉県で作付面積最大の農産物である。狭山茶には「色は静岡茶、香りは宇治茶、味は狭山茶」といわれる銘茶で、そのおいしさは折り紙付だ。