外交部の劉為民報道官は13日の定例記者会見で「中国側は中国の漁業監視船が釣魚島(日本名・尖閣諸島魚釣島)周辺海域に進入したことへの日本側の抗議を拒絶するとともに、日本側船舶が中国側公務船の公務執行を妨害したことに強烈な不満を表明した」と説明。「釣魚島とその付属島嶼は古来中国固有の領土だ。中国の漁業監視船が中国側管轄海域へ行くのは正常な公務の執行だ」と指摘した。
報道によると、中国の漁業監視船1隻が12日に再び釣魚島海域に進入。日本の藤村修内閣官房長官は中国側に抗議したことを明らかにした。
「人民網日本語版」2012年7月15日