ロンドン五輪の開催を控えた昨日、日本男子サッカーは1対0で欧州と世界の覇者スペインを破り、五輪サッカーの歴史的な試合となった。新浪体育が伝えた。
スペインはワールドカップと欧州選手権を制しており、ロンドン五輪の金メダル最有力候補とされている。リーグ戦初戦の前半34分、日本の大津祐樹にゴールを奪われると、劣勢を覆すことができなかった。前半終了前、イニゴ・マルティネス(MF)が退場し、10人で後半戦を迎えることとなった。
スペインは地元開催のバルセロナ五輪(1992年)で金メダルを獲得しており、今回も金メダル獲得が有力視されていた。スペインはこれまで、いかなる年齢層の試合でも日本に負けたことがなかった。日本五輪チームは昨年、自らの力によりU-23でアジア一の水準を示した。U-23では世界レベルに達したと言っても過言ではない。
多くのメディアは「大番狂わせ」と報じるだろうが、それは遅れた物の見方であろう。日本チームが勝利を収めたことは当然であり、試合からも日本の巧みな試合運びが見て取れる。
U-23の実力は国家全体の実力とは異なるため、日本チームの金メダルの可能性について詳しく論じることはできないが、仮に優勝したとしてもおかしくはない。日本はアジアカップで優勝し、ワールドカップでベスト16入りを果たしている。日本はロンドン五輪で新たな記録を創るだろう。