香港特別行政区政府の食物安全センターは1日、日本から輸入したオートミールのサンプルから微量の放射性物質が検出されたと発表した。検出された放射性物質は低レベル汚染で、食べても健康に影響はないという。
食物安全センターの情報によると、放射性物質が検出された商品は「Nihonshokuhin Premium Pure Oatmeal(日本食品(日食)プレミアムピュアオートミール)」で、日本食品製造合資会社(Nippon Food Manufacturer、本社:北海道札幌市西区)が製造したものであるという。1袋300グラム入りで、賞味期限が2012年11月16日の商品である。
今回、オートミールのサンプル1キログラム当たりから7ベクレルのセシウム137が検出されたが、国際食品規格委員会(CAC)の定める放射性セシウムの基準値である1キログラム当たり1000ベクレルを超えていない。
調査結果によると、消費者が1日当たり同商品を90グラム食用した場合でも、健康に悪影響を与えることはないという。仮に消費者が1年間同社製のオートミールを食べた続けた場合、体内に取り込まれる放射性物質は0.003ミリシーベルトで、胸部のレントゲンのX線撮影を行った場合よりも遥かに低い。レントゲン撮影では、この値は0.05ミリシーベルト。
以上のような調査結果から判断し、当局は同商品の回収などの措置は実施せず、検査結果を販売業者らに知らせるにとどめた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年8月2日