日本の有名なマーケティングリサーチのドゥ・ハウスは8月2日、東京で中日両国大学生の就職に関する調査結果を発表した。結果によると、中国の大学生は日本より就職時に、「収入」の要素をより重んじていることがわかった。
ドゥ・ハウスは7月4日から20日にかけて、就職意識について、中日両国18歳~28歳の短大生、大学生、院生を対象に調査を行った。内容は就職理由、理想とする業界、求職するときに重視する要素などだ。147人の日本の大学生と200人の中国上海、北京、広州からやって来た中国人大学生たちが今回の調査を受けた。
結果によると、就職時に「収入」を重視するのは、中国人学生83%、日本人学生は32.7%だった。これ以外、中国人学生は就職先を選ぶとき、より自分の伸びしろを重んじる傾向がわかった。「自分が成長するために有利な企業環境」と「昇進できるかどうか」を選んだ人数が日本より30%多かった。
また、42.5%の中国人学生は、就職理由に「親孝行」を選んだが、これを選んだ日本人学生はわずか21.4%だった。また、中日両国学生が最も理想的な職種はIT業界で、30%以上の学生がこの業界に入りたいといっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年8月3日