種目:水泳 得をした国:韓国
7月28日に行われた男子競泳400メートル自由形の予選、パク・テファン選手がフライングにより失格した。試合後、同選手のオーストラリア人コーチが講義を行ったが、ビデオを見た結果、コーチも同選手のフライングを認めた。しかし韓国代表団はあきらめず抗議を続け、仲裁機構も抗議を受け入れた。同選手は最終的に復活を果たした。
種目:自転車 得をした国:ドイツ
8月2日、ロンドン五輪自転車競技の女子チームスプリント決勝で、郭爽・宮金傑組が1位でゴールしたが、審判団は中国側が規則違反したとして金メダルを取り消した。その結果、ドイツが金メダルを獲得し、中国は銀メダルとなった。
試合後、中国側は2度に渡り抗議を行ったが、国際自転車競技連合から規則違反に関する証拠を得ることはなかった。
種目:柔道 得をした国:日本
7月30日に行われた柔道男子66キロ級準決勝で、3名の審判が韓国選手の勝利を告げた。その結果が出ると、会場からはブーイングが起こり、日本のコーチも抗議を行った。審判員は再び審議し、数分後に先ほどの結果を覆し、日本選手の勝利を告げた。
種目:体操 得をした国:日本
7月31日のロンドン五輪体操男子団体決勝戦後、金メダルが有力視されていた日本は4位とされた。日本代表団は、キャプテンの内村航平のあん馬の記録に付け間違いがあるとし、試合のポイントと最終的な結果を変更するよう求めた。会場はしばし審判員の判定を待った。その結果、最終的に日本の抗議が受け入れられ、銀メダルを獲得した。
種目:ボクシング 得をした国:日本
8月3日早朝、国際ボクシング連盟は声明を出し、トルクメニスタン人の審判をロンドン五輪ボクシング試合の審判から追放するとした。日本人選手が相手から6回のダウンを奪ったにも関わらず、判定負けとされたためだ。
試合当日、日本側は抗議にかかる500ドルを提出した。ビデオを再確認した結果、審判側は清水聡選手の勝利を決定した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年8月13日