外交部(外務省)の秦剛報道官は15日の定例記者会見で、日本の閣僚が靖国神社を参拝した件について「日本側が侵略の歴史を正視し、反省したいとの約束を的確に、誠実に守り、実際の行動によって中日関係の大局を守ることを希望する」と表明した。
--本日、日本の羽田雄一郎国土交通相と松原仁国家公安委員長が靖国神社を参拝した。
靖国神社問題の本質は日本が過去の軍国主義による侵略の歴史を正しく認識し、扱うことができるか否か、中国を含むアジアの被害国人民の感情を尊重できるか否かである。日本が歴史を鑑とし、歴史の教訓を汲み取り、アジア人民と手を携えて未来に向かうことが真にできるか否か。その主導権は日本自らが握っている。われわれは日本側が侵略の歴史を正視し、反省したいとの約束を的確に、誠実に守り、実際の行動によって中日関係の大局を守ることを希望する。
「人民網日本語版」2012年8月16日