東京都は中国の釣魚島(日本名・尖閣諸島)への不法上陸を企てて日本政府に許可を申請したが、20日に却下された。だが盗人根性の直らぬ東京都は8月下旬か9月上旬の上陸調査を目指し、再申請すると公言している。「日本新華僑報網」が21日付で伝えた。
毎日新聞によると東京都は釣魚島の「購入価格」と「利用価値」を査定するため、上陸・測量許可を申請する方針を固め、そのタイミングを計り続けている。藤村修官房長官は20日午前の記者会見で、東京都が17日に提出した釣魚島上陸許可申請について、上陸予定日時などの記載がなかったため、受理せず一時預かりにしたことを明らかにした。
東京都は21日、上陸日時と上陸者をできるだけ早く決定し、再申請すると公言した。しかも8月下旬か9月上旬の上陸調査を目指すとしている。
このほか、東京都知事の石原慎太郎は釣魚島は東京都が「買い取った」後、遅かれ早かれ日本政府に引き渡すのだから、上陸調査を阻止する理由はないと主張。強硬な石原慎太郎はさらに、日本政府を提訴して、政府が一体何の理由で上陸を拒むのか裁判で確認する考えも示した。
「人民網日本語版」2012年8月22日