RecordJapanの23日の報道によると、日本の結婚情報サイト「オーネット」はこのほど、未婚の子供を持つ400人の親を対象に、子供の結婚に対する関心について調査を行った。その結果、半数以上の親が消極的であることがわかった。
調査によると、子供の結婚について「するべき」と回答した親は39.8%で、1997年の92.5%をはるかに下回った。また、89%の親が「結婚した方がよい」と考えており、「将来の生活を考えるとパートナーがいる方がよい」というのが主な理由だ。
一方、家庭内での子供に対する結婚の催促について調査したところ、母親の48%と父親の69%が否定的で、口出しせず消極的であることがわかった。子供の独身を支持する理由について、「お見合いを何度かしたが、ふさわしい相手が見つからない」「結婚をそれほど必要だと思わない」などの回答があった。
85後カップルの離婚の原因の約4割は親が管理しすぎていること
ここ2、3年の中国の杭州市江乾区の離婚状況に基づき、国家2級心理指導師の李麗琴さんは次のように分析した。結婚後すぐに離婚した85後カップルの約4割は、親が介入しすぎることが原因である。親は管理しすぎている。
李麗琴さんによると、離婚の原因は年齢層によって異なる。70後の大部分は経済的な問題で、80後と85後は性格の不一致のほか、親が介入していることが原因だ。実は、若いカップルの間に原則的な矛盾はほとんどなく、けんかは正常なことだが、親が口を挟むことでその性質は変わるという。
また、李麗琴さんは次のように話した。80後・85後の親の多くが50~60年代生まれで、婚姻を含む全てのことに関して子供の選択を手助けする習慣がある。彼らが望む子供の婚姻のスタイルはコントロールできる婚姻で、不満であれば子供に結婚をあきらめさせる。そして、80後・85後の若いカップルは経済面で親に依存しており、これが親に婚姻に介入させやすくしている。多くの親は子供の婚姻の主役であり、お見合いから結婚式、そして部屋の内装、孫の世話など、全てに親が関わっている。どんな小さい問題も、双方の親に伝われば無限に大きくされる。強い親は弱い子供の婚姻に介入し、自分の子供に損だと思えば反対し、その結果は簡単に推測できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年8月24日