このスクリーンカットされた写真は、日本のあるテレビ番組で使用された日本防衛省の中国地図である。おそらく世界で中国地図を逆さまに見るのは、日本の防衛省だけである。この中国地図を初めて見た中国人は、中国であるかぎり、日本を軽視することができないということに気づく。なぜなら、中国から世界へ出て行くには、日本という「鉄のチェーン」を必ず乗り越えなければならないからだ。
日本の防衛省はいったいどんな理由で中国地図を逆さまに見るのか。当然、中国に「わが国はあなたたちの国の前に立ちはだかる鉄のチェーンであるから、忘れるべからず」と注意しているわけではないだろう。
中日両国間の国民の関係も、もしこのように「逆さまにして」見たら、どのようなことが見えてくるだろうか。