ラジオ・中国之声の番組「新聞縦横」の報道によれば、米国現地時間8月31日、売り出された米紙ニューヨークタイムズに半ページの大きさで掲載された記事が、太平洋を隔てた中国で熱い注目を集めた。中国南京市のビジネスマンである陳光標さんが、釣魚島と陳光標さん自身の写真の間に、中国語と英語で「釣魚島は中国の領土である」と記載した紙面半分の広告を掲載したのだ。
陳さんによれば、彼は第二次大戦以来、米国と日本はずっと特別な関係にあり、米国政界と米国国民にこの基本的な事実について理解を深め、中国の主権を尊重してもらい、日本の右翼勢力に一定の圧力にしたいと考えたという。米国は世界の超大国として、西太平洋の安定維持に働きかけをしてほしいという。
陳さんは、次は日本で釣魚島が中国の領土であると主張した広告を掲載したい構えだ。
陳さんは、自分の考えでは、日本に住む華人の友人を通して、日本のテレビや紙面媒体と連絡を取り、この内容を少し修正して、上に日本語、そして釣魚島の写真を載せ、下に中国語で掲載したい構えだ。
具体的には現在検討中だという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月3日