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japanese.china.org.cn | 03. 09. 2012

新たな出会い、心の絆 「スーパー夏祭りin北京2012」が開催

タグ: 国交正常化40周年,スーパー夏祭り
 

 米倉弘昌経団連会長 丹羽宇一郎大使   趙少華副部長


  9月1日の北京は蝉の声が響き続ける蒸し暑い日だったが、この日、朝陽公園の中心島劇場に中日関係者が集結した。中日両国の国交正常化40周年を記念し、「スーパー夏祭りin北京2012」友好イベントが幕を開けた。

中国文化部の趙少華副部長、丹羽宇一郎駐中華人民共和国日本国大使、日本の米倉弘昌経団連会長らがゲストとして出席。日本の玄葉光一郎外相も開幕式にメッセージを届けた。

中日国民友好交流年実行委員会の委員長を務める米倉弘昌経団連会長は冒頭の挨拶で、「今回のイベントを通じて生まれる新たな人と人との出会い、心と心のつながりが両国民の交流の輪をさらに拡大し、これからの日中関係の一層の発展を支える大きな力へ成長していくことを切に願っております。」と述べ、これに続き、丹羽宇一郎大使は「祭りを通じて日中両国民が心の絆を深める機会になることを期待する」と挨拶した。

また、中国文化部の趙少華副部長は開幕式で「今年は中日国交正常化40周年にあたり、中日国民交流友好年でもある。これまで行われたイベントは600件を越えているが、これは中日双方の共同努力の結果だと思う。今日開幕した『スーパー夏祭りin北京2012』では、日本の各地から集められた風習、観光名所、地元料理、流行の最前線などが披露される。これは中国の国民にとって様々な角度から日本の伝統と現代に触れる絶好のチャンスだと言えるだろう。それと同時に文化を架け橋として、よりすばらしい中日間の友好交流を通じ、われわれは両国国民の理解と友情をさらに進めるために努力し続けたい」と述べた。

開幕式の目玉は、中日両国の若者が共に舞う「獅子舞」、日本高知県の伝統祭りである「よさこい」。中国青年はこの日にあわせ日本舞踊を演じるために猛練習したそうだ。また、日本の伝統祭りである「さんさ踊り」、「すずめ踊り」、「花笠音頭」も披露された。開幕式の最後にオーディションで選出された沖縄県の50人の若きダンサーによる舞踊で現場は盛り上がった。

このイベントはお祭りや盆踊り、屋台、各種パフォーマンス等を通じて両国の文化・人・食・地方等の交流を図ることに焦点が当てられている。現場ではお好み焼き、たこ焼き、豚汁などの日本食や日本の昔ながらの遊びが楽しめる屋台もたくさん用意されていた。

このイベントは中日国交正常化40年記念イベントの一環であり、両国民の交流拡大と相互理解をさらに進めるための催しである。2012「日中国民交流友好年」実行委員会の主催、「スーパー夏祭り」北京推進委員会、中国対外演出公司、中国文化部の協力によるもので、9月1日から9月2日にかけて行われた。 

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