著作の累計発行部数は430万部を超え、ツイッターフォロワー数は58万人、政府の要職も歴任し、日本で最も影響力を持つ女性の1人である勝間和代さんが、このたび、中国外文出版社から3冊の中国語版を同時出版するという。
中日関係に不穏な空気があるこの時期、なぜ中国に注目したのか、これからの中日関係に必要なことは何かなど、率直にたずねた。
中国網:北京は初めてとお聞きしましたが、印象はいかがですか?
勝間和代さん(以下、敬称略):
香港などには数多く来る機会がありましたが、北京は今回が初めてです。いろんな印象が入り乱れていますが、最初の印象は若者が多いということでした。街に活気がありますね。東京にいると、自分が一番若いということがよくあるんですが、こちらに来るとやはり自分は中年だなと(笑)。若いっていいなぁっと。
やはり少し空気は悪いかな。食べ物がおいしいです。私は野菜が大好きなのですが、昨日行ったハイディーラオ(海底捞)という火鍋やさんはおいしかったですよ。たれを自分でつくるのがおもしろかったです。麺も作ってもらいましたよ。日本との共通点かなと思ったのは、食に対するこだわりですね。すごい共通点だと思いました。
やはり来ないとわからないことが多いなと思いました。