重慶大爆撃被害者が現地裁判所に日本政府を正式提訴

重慶大爆撃被害者が現地裁判所に日本政府を正式提訴。

タグ: 裁判所,重慶大爆撃,被害者,無差別爆撃

発信時間: 2012-09-11 14:11:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

裁判所の前でスローガンが書かれた横断幕を掲げる重慶大爆撃の被害者

15人の重慶大爆撃被害者は9月10日、重慶市高級人民法院(裁判所)で正式に日本政府を被告として起訴状を提出した。これは、旧日本軍による「重慶大爆撃」の被害者が日本に対して賠償請求をする中国国内初の訴訟の、正式な司法の手続きの最初の一歩である。

15人の被害者は重慶市高級人民法院(地方裁判所)前に集まって、「中国の司法当局が法律による重慶大爆撃の被害者の日本に対する民間賠償事件受理を強く要求」などと書かれた横断幕を手に、「日本政府は謝罪して賠償しなければならない」などのスローガンを叫んだ。

「重慶大爆撃」民間対日賠償請求団の林剛(リン・ガン)首席弁護士は、「訴状の提出は、この事件の司法手順の第一歩である。法律の規定によると、裁判所は通常7営業日内に事件の受理の可否を返答する。この鍵となるのは、日本が『主権免除』を獲得するかどうかということだ。これまで、中国社会科学院、中国政法大学、北京大学など関係機関で多くの国際法の専門家が論証を繰り返してきて、日本軍が始めた重慶大爆撃は軍事的、民用的とターゲットを区別することはなく、無差別爆撃で基本的人権を著しく侵害した、非常に悪質な戦争犯罪だ。主権免除は適用されない。」と語った。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年9月11日

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