米シカゴ外交問題評議会が、「9.11米同時多発テロ」から11年を前に公表した最新の調査報告書によると、アメリカ国民は初めて、アジアをヨーロッパよりも重要であると感じていることがわかった。また、「アメリカの利益から言えば、中国は日本よりも重要である」との見方を示しているアメリカ国民は70%に上る。
香港『文匯報』9月12日付の記事によると、米シカゴ外交問題評議会は5-6月にかけて、1877名のアメリカ国民(成人)を対象に調査を行ったところ、アメリカの政治家は中国をあれこれと名指しで非難するものの、「アメリカは中国の発展を阻むべきである」と考えている人はわずか28%であることがわかった。この結果から、アメリカ国民が徐々に「中国の台頭」という状況を認めつつあることがわかる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月12日