台湾の海巡部門は12日、500トンクラスの連江艦と600トンクラスの花蓮艦を13日に釣魚島海域に派遣し、「漁業保護勤務の引継ぎ」演習を行うと発表した。
日本政府の釣魚島購入は中国大陸部と台湾地区の抗議を引き起こした。馬英九氏は先ごろ次のように発言した。台湾地区の東北の漁民は釣魚島海域で100年以上漁業を行っており、「行政院海岸巡防署」が操業を保護している。たまに行くのではなく日常的に行き、操業期間には毎日でも行くべきだ。
台湾海巡部門は13日、釣魚島海域を訪れて「漁業護衛勤務の現地引継ぎ」を行い、また艦艇上でのメディアの取材を許可。記者たちは2千トンクラスの和星艦に乗りこみ、現場では500トンクラスの連江艦と600トンクラスの花蓮艦が引継ぎを行った。
海巡部門によると、漁業護衛勤務の執行では艦艇がどんな天候の時も関連海域で巡邏任務を行い、各艦艇も「現地引継ぎ」の方法を採用して対応時間を短縮すると同時に、突発的状況に速やかに対応し、「漁船の行く場所にはどこでも公務船が行く」という。
同部門の係員によると、漁船が台湾海域で操業する限り、護衛艦は付近で護衛業務を行う。釣魚島海域で日本側の艦艇に遭遇した場合は「衝突せず、退かず」という原則を堅持する。
「人民網日本語版」2012年9月14日