日本製品不買運動 中国製品が日本製品に勝つことが重要

日本製品不買運動 中国製品が日本製品に勝つことが重要。

タグ: 日本製品,不買運動

発信時間: 2012-09-18 09:51:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

このほど、中国の各都市で反日デモが発生しており、日本製品不買に向けた世論が高まりを見せている。多くのネットユーザーは、日本製品を二度と購入しないと表明した。

中日間に領土を巡る対立が生じるたびに、中国人の多くは国民全体に向けて日本製品不買を呼びかける。これには、民間を通じた経済制裁を実施し、日本経済に打撃を与え、日本を抑制する目的がある。しかし日本製品不買には、効果があるのだろうか?百年間の歴史を振り返ると、中国人は幾度も日本製品不買を実施してきたが、短期間の心理的な勝利を手にするだけだった。日本製品は潮の満ち引きのように、一旦は引いても再びドッと押し寄せた。これは日本製品だけではない。英国・米国・フランス等の国家の製品に対する不買運動も、同じような結末となった。

経済のグローバル化の時代において、一カ国の製品の不買運動を実施しても効果は得られず、また市場競争の公平の原則にも合致しない。国家レベルの経済制裁は、国家間の貿易を巡る戦いであり、かつ世界貿易機関(WTO)の規定の範囲内に収める必要がある。これは双方の経済的損失が大きいため、一般的には軽率に実施されることはない。一方で民間による日本製品不買運動は、一部の民意を表現する手段であり、多くは不満の発散に過ぎない。実際に不買を徹底するのは困難だ。

市場経済を実現するための重要な原則は、消費者が自由な選択権を持つことだ。消費者は自らの需要に応じ、自らに適した商品を市場で自由に選択することができる。ブランド、生産国・地域に関わらず、すべて消費者が自ら決定を下し、他人の介入は許されない。民衆による日本製品不買を促すよりも、中国製品の台頭を促し、技術・品質・性能・革新・ブランド・信頼度等の面で日本製品を追い抜くべきだ。市場競争により競合相手を打ち負かし、「日本製品に代わる」という目標を実現し、経済的に日本に勝利する方が良いだろう。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月18日

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