日本はなぜドイツに学べないのか②

日本はなぜドイツに学べないのか②。

タグ: 国際世論,軍国主義

発信時間: 2012-09-18 13:31:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

次に、国際世論には日本の軍国主義、保守勢力に対する警戒心が不足しており、それに対して圧力を加えることもなかったため、日本が間違った道を歩み続けることを許すこととなった。ドイツのナチズム復活に対して、西側諸国の世論は痛烈な批判を繰り返してきた。ドイツにナチズムの台頭に関する傾向が見られた場合、反発・非難の嵐がすぐに巻き起こり、その復活を抑えつけることになる。しかし不思議な事に、極東の敗戦国の日本に対して、この「主流な世論」のオピニオンリーダーらは淡々とした態度を示している。日本の軍国主義・保守勢力の台頭に対して無関心で、そればかりか見て見ぬふりを決め込み、第二次世界大戦の罪に対して心から反省しない日本の政治家に対する批判は少ない。筆者は欧州で20数年間勤務したが、そのような記事はほとんど目にしたことがない。むしろ日本の挑発に対する中国の正常な反応、および過去30年間の発展という事実に対して難癖をつけている。これは国際世論が、恐れを知らない日本の態度を助長していることになる。是非が明らかな釣魚島の主権問題について、西側の多くのメディアは日本の間違いを批判せず、むしろ中国の反応が過激だとしている。

両国の釣魚島を巡る争いは現在、すでに一触即発の状態に置かれている。日本の政治家はドイツの政治家に学び、彼らが第二次世界大戦の教訓をいかに汲み取ったか参考にすべきだ。それができれば、中国、アジア、全世界、特に日本が大きな利益を受けることだろう。(筆者:姚立)

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「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年9月18日

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