英国放送協会(BBC)は9月19日、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は、中国と日本が釣魚島問題を発端として緊張が高まっていることに対し、「憂慮を強めている」といっていたことを明らかにした。
報道によれば潘事務総長は、中日両国の指導者に来週、ニューヨークで予定されている国連総会の場で両国の外交的緊張を緩和して欲しいと呼びかけた。
また、国連事務総長として、領土主権問題でどちらか一方に加担することはないが、両国が平和的な対話でこの係争を解決することを希望すると述べた。
これは潘事務総長が中日の釣魚島領土問題について初めて表明した見解であるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月20日