デモは午後7時ごろまで続いた。5時間のデモの間に暴力行為はなく、負傷者や物的損害も出なかった。現場で取材する日本メディアもわずかで、中国や欧米のメディアが多数を占めた。
中国大使館側は中国新聞社の取材に、デモの件について日本側に緊急の申し入れを行い、中国大使館と中国系機関の安全を守るべく適切な措置を講じ、警備を強化するよう求めたことを明らかにした。
「頑張れ日本! 全国行動委員会」は日本の極右民間団体で、2010年の中国人船長逮捕事件後も数回反中デモを組織した。今年6月10日には釣魚島(日本名・尖閣諸島)周辺海域で120人余りによる魚釣り大会も組織している。
「人民網日本語版」2012年9月23日