先日、中国で若い男性が高さ50メートルの橋から飛び降りた。その目的は6歳になる息子に「釣魚島は中国の領土である」と言うことを身を挺して教えるためだったという。
10月3日夜8時頃、浙江省温州市の50メートルもの高さがある橋の傍に、6歳ほどの男の子の手を引いた若い男性が佇んでいた。しばらくし、「バシャン」という音がしたかと思うと、若い男性は橋の下に流れる川に飛び込んでいた。現場に駆けつけた警察が何事かと問い詰めると、男性は「日本がわが祖国の釣魚島を侵略したことに抗議するためだ。行動を以って息子に示したかった、釣魚島は中国のものであることを!」と迫力のこもった声で叫んだ。
その後の取調べによると、男性は湖北省利川市出身で、息子を連れて、浙江省温州市の平陽県に働きに来ていた。日本が中国の釣魚島を侵略したことに抗議し、息子の愛国心を育てるため、川に飛び込むことで、祖国への愛国心と日本の愚行に対する抗議を示したかったのだと男性は話している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月12日