中国国防部新聞事務局は16日、中国海軍艦艇の釣魚島周辺海域での活動に関する報道についてコメントした。
日本のフジテレビは16日、日本当局が同日午前に数隻の中国海軍艦艇が釣魚島方向に向かって航行するのを確認したと伝えた。日本の森本敏防衛大臣は記者会見で、自衛隊が偵察機を派遣して中国の艦艇を追跡、偵察し、海上自衛隊が関連情報を集め、中国の艦艇の監視を強化していることを明らかにした。
これについて、中国国防部新聞事務局は、「中国海軍艦艇の関連海域での定期的な訓練と航行は正当かつ合法的なものである。近ごろ、日本側は釣魚島周辺海域での活動に軍用機を派遣し、中国の主権と権益を侵害している。中国側は日本側の動向に注目し、日本側に事態を複雑化、拡大する行動をやめるよう求める」とコメントした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月17日