日本の内閣の閣僚が金を出し合い、ノーベル医学生理学賞の受賞者の山中伸弥教授に洗濯機を寄付することが決まった。
田中真紀子文部科学相は、16日の閣僚懇談会で「山中さんはさぞ一般人として、生活は豊かではないと思う。閣僚らがお金を出し合って洗濯機を買ってはどうか」と提案した。同提案には全員が賛成したが、政治家の寄付行為が法律違反になるかどうかを考えなければならない。
山中さんは受賞の知らせを受けたとき、家で異常な音を発する洗濯機を修理していた。今年50歳の山中さんは京都大学の教授で、妻は専業主婦で、2人の子供がいる。日本新聞ネットの報道によると、日本で乾燥・防臭機能のついた最もよい洗濯機は10万円前後(約1267ドル)である。
山中伸弥教授とイギリスのケンブリッジ大学のジョン・ガードン博士はノーベル賞を共同受賞し、800万クローナ(約114万ドル)の賞金を分けることになっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年10月17日