日本はアジアで大きな罪を犯した敗戦国として数十年、自らの過ちを真剣に反省してこなかった。時にはアジア被害国の世論圧力から口では反省を示さざるを得ないが、実際に心から反省し、悔い改めようとは思っていない。日本には戦後、真に正義感のある政治家が少なく、日本の政界は常にはっきりしない、かたくなな状態にある。アジアに本当の平和を実現するなどでたらめにすぎない。
今の中日の釣魚島をめぐる問題を日本は「係争の存在」を認めない段階にまで後退させた。それなのに厚かましくも欧州に出向き、欧州の平和は第二次世界大戦の教訓を汲み取ったからだと語っている。日本の政治家はこうした発言をする際、自ら反省することはないのだろうか?玄葉外相の続く欧州訪問、特にドイツの政治家との会談で、彼らが当時のナチス・ドイツが犯した罪をどう受け止め、どう反省しているのか学び、帰国後、日本の同業者に経験を伝えてもらいたい。そうすれば玄葉外相の「欧州遊説の旅」もムダではないだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月18日