セシル・ヘイニー米海軍太平洋艦隊司令官はこのほど、東京で記者会見し、マスコミが注目している問題について答えた。中国海軍の軍艦が沖縄の接続水域を通過した件について、ヘイニー司令官は、特に問題視しておらず、「中国にも米国と同じように、公海を航行する権利がある」とコメントした。
ヘイニー司令官は釣魚島問題について、「外交手段で解決してほしい」としたうえで、領土係争におけるどの国の肩も持たず、武力による係争解決に反対するという米国の姿勢を示し、「平和的な解決」を強調した。
中日間の領土係争が軍事衝突にエスカレートした場合、米海軍の日本支援は可能かという質問に対し、ヘイニー司令官は、「仮説問題には答えない」と回答した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月18日