中日友好21世紀委員会中国側委員 葉小文氏
日本の野田佳彦首相は19日のテレビ番組で、釣魚島国有化の結果に対して予測不足だったことを認め、特使を派遣して中国と対話し、首相自らも中国側の首脳と会う考えを示した。
それならなぜ最初からそうしなかったのか!「犬が尾を噛むのではなく、尾が犬を弄ぶ」ということわざが思い起こされる。その犬を弄んでいる尾こそ右翼極端主義だ。
極端主義はいこじかつ偏狭で、利己的、排他的で高慢な世界観のこと。世界的に不景気、危機が連動して起こり、特に工業国の失業率が高まる中、国民の気持ちは弱まり、民族主義が極端主義によって非理性的で目先のきかない国民感情として操作されている。票を獲得するため政治家も極端主義に操作され、非理性的な政策決定をして危機を拡大させ、局面は収拾のつかないものになり、予測のつかない事態を引き起こす可能性が高まってきている。
日本首相野田佳彦19日在电视采访中承认,自己对“国有化”钓鱼岛的后果估计不足,拟派遣特使赴中国沟通,他本人也在考虑择机与中方领导人会晤……
既然如此,何必当初!这不禁使人想起日本一句谚语:“不是狗咬尾巴,而是尾巴在戏弄狗”。那条“戏弄狗”的“尾巴”,就是右翼极端主义。
极端主义是一种偏执的、狭隘的、利己的、排他的、狂妄的世界观。在全球经济萧条、危机不断引爆的当下,特别是在工业化国家失业率普遍趋高的背景下,国民心态脆弱,民族主义最容易被极端主义发动和操控为一种不理性的、短视的群众热潮。而为了获取选票,政治家也容易被极端主义操控甚至绑票,做出非理性决策,以至扩大危机,导致局面不可收拾,引发难以预料的灾难。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年11月1日