大阪の釜ヶ崎は都市の中にできたひとつの町で、日本最大の貧民街でもある。現地住民はほとんどが戦後日本の建設業界がよかった時代の労働者たちだ。彼らは国の建設のために汗水たらして働いて、最終的に政府に捨てられ背かれた。さらにかわいそうなことに、釜ヶ崎は政権を続けようとする政府に目をつけられ、日本の地図から抹消されようとしている。生活は貧しいが、住民たちは楽観的に暮らそうとしている。ある無職の人は、「ぼくらには自由がある。多くの日本人にはないものだ。それに友達ができやすい」と語る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年11月29日