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japanese.china.org.cn | 22. 02. 2013

写真が語る日本護衛艦によるオランダ反捕鯨船への攻撃戦

タグ: シー・シェパード 護衛艦 反捕鯨船 日新丸

オーストラリアの環境保護団体「シー・シェパード」のオランダ船籍の反捕鯨船は2月20日、南極海域の排他的経済水域において、日本の捕鯨船と衝突した。日本政府の派遣した護衛艦も駆けつけ、「参戦」した。報道によると、これは環境保護の活動家が過去3年に被った攻撃のうち、「最も手荒い」ものとなった。「環球時報」が伝えた。

AFP通信は20日、「シー・シェパードの幹部、ボブ・ブラウン氏によると、日本の巨大な捕鯨船・日新丸は、2名の活動家が操縦する小型船舶に故意に衝突した。日本政府の護衛艦は小型船舶に放水し、衝撃手榴弾を投げつけた。日本側はさらにスピーカーを使い、直ちに同海域を離れるよう活動家に命令した」と伝えた。

日本の捕鯨船の給油を担当していた韓国船籍の給油タンカーの救命ボートが破壊された。環境保護団体の船舶の損失は深刻で、船尾が衝突によって破壊され、レーダーが故障し、マストが折られ、動力を失ったため、救助信号を出さざるを得なかった。ブラウン氏は、「これは非常に危険であり、明らかに国際法に違反している」と語った。ブラウン氏はオーストラリア政府に対して、本件について日本政府と交渉し、国際法を順守し、同様の行為を直ちに停止し、海軍の船舶を引き上げるよう求めるべきだと促している。

上述した2隻の日本の船舶は15日、南極海域の排他的経済水域で捕鯨活動を行い、即座にシー・シェパードによる阻止を受けた。シー・シェパードの船舶は、捕鯨船のスクリューにロープを絡みつけようとし、約55メートル付近まで接近した。日本側の船舶は当時、捕獲した鯨を引き上げている最中だった。シー・シェパードは長年に渡り、南太平洋および南極付近の海域で、日本の捕鯨船を追跡している。彼らは日本の船舶を妨害することにより、動物の虐殺を防いでいる。2010年1月、日本の捕鯨船と環境保護団体の船舶が衝突し、環境保護団体の船舶が沈没した。

オーストラリアのトニー・バーク環境相は、日本の捕鯨の手段は残酷であり、その必要もないと表明した。しかしオーストラリア政府は現在、艦艇を派遣し日本の捕鯨船を監視することを拒んでいる。トニー・バーク環境相は、日本のいわゆる「科学的な」捕鯨は避難されるべきであり、また海上安全を保障すべきだと主張した。しかし日本側の本件に対する反応は、非常に強硬なものだ。日本側は20日、オーストラリアの船舶が日本の船舶に衝突を4回仕掛けたが、このような行為は許可されるものではないと表明した。

国際社会は一致して日本の捕鯨に反対している。米国とオーストラリアは、法律によって捕鯨を禁じている。海外メディアは、日本のこのようなやり方は国家イメージを著しく損ねているとしているが、国際社会にはこれを制御する手段がない。

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