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japanese.china.org.cn | 27. 03. 2013

日本の次期哨戒機P-1納入 釣魚島の中国対抗へ

タグ: 次期哨戒機 P-1 納入 釣魚島 中国 対抗

 

海上自衛隊のジェットエンジン搭載の次期哨戒機P-1の1号機の納入式が、26日に川崎重工の岐阜工場で開かれた。共同通信社の26日の報道によると、初めて交付される2機のP-1は、神奈川県厚木基地に配備され、約2年間の試験飛行を経て海上警戒任務に当たる見通しだ。

P-1は米製哨戒機P-3Cの後継機で、100%日本製だ。海上自衛隊は約80機のP-3Cの後継機として、70機のP-1を配備する計画だ。防衛省によると、P-1の飛行速度・レーダー探知能力は、P-3Cより強化されたという。P-1の巡航速度は時速820キロに達し、P-3Cの時速620キロを大幅に上回る。P-1の速度向上は、戦場により早く駆けつけ、潜水艦を発見する可能性が高くなることを意味する。またP-1の速度向上により、同面積の区域を巡回する時間がP-3Cよりも短縮されるため、P-1は少ない数により日本の空対潜能力を引き上げることが可能だ。川崎重工によると、機内の電子機器が電磁波妨害を発生させることを防ぐため、P-1の飛行コントロールシステムは光ファイバーを採用した。これは世界の実用機種の中では初のことだ。

左藤章防衛大臣政務官は式辞の中で、「中国船が尖閣諸島(中国名:釣魚島及びその付属島嶼)付近の日本の領海を侵犯していることなどから、事態が深刻さを増している。P-1は日本および国際社会の安全保障に対して、重要な役割を発揮するだろう」と語った。

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