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japanese.china.org.cn | 17. 06. 2013

日本の極右勢力が東京の街中で反韓デモ 旧軍歌のラッパも

タグ: コリアンタウン 反韓デモ 新大久保

 

「韓流」が日本で流行した数年前、東京都の新大久保駅の近くにあるコリアンタウンは「日本から出なくても韓国を遊びつくせる」として人気を集めた。ところが、日韓関係が悪化した昨年から、コリアンタウンは日本の極右勢力が極端な反韓感情をあおる場所となり、「韓流」は極右勢力によって「寒流」になっている。

コリアンタウン前の大通りで16日午後3時頃、旧日本帝国軍歌を奏でるラッパの音が突然鳴り響いた。日本の右翼がよく使用する街宣車に誘導され、数百人からなるデモ隊が街中に登場した。デモ隊は日の丸や旭日旗、「韓国人出て行け」などの様々な言葉が書かれたプラカードを持ち、汚い侮辱の言葉を叫んで行進した。

デモ隊が通る場所では、経営者が韓国人、日本人にかかわらず、どの店も営業を停止して様子を伺った。ある韓国人経営のスーパーの前で、数人の女性店員は眉をひそめてその様子を見つめ、店内の日本人客も振り回される日の丸を困惑した表情で見ていた。

今年2月から、ネット右翼団体「在特会」をはじめとする日本の極右勢力は、ほぼ毎週末に大久保のコリアンタウンで挑発行為を行っている。また、その勢いは徐々に拡大し、数十人だった参加者は今では数百人になり、発する言葉も暴力的で極端になり、人種差別的な色合いが濃くなっている。

「東京新聞」は、同様の行動が欧米諸国であった場合、「人種的恨みを煽る」「民族差別」などの犯罪行為になるが、日本にはこのような人種差別活動を制裁、規制する法律がないと報道。

反対派の市民はデモ隊の通過後に記者に対し、目の前で起きていることはすべて安倍首相の右翼的な行動によるものだとの見方を示した。

 写真は「環球ネット」より

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月17日

 

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