日本の右翼団体を乗せた漁船が7月1日、釣魚島(日本名・尖閣諸島)の付近の海域で「主権」を宣言し、当然ながら中国海監船によって駆逐された。中国の釣魚島海域における主権維持・法執行の常態化は、中国の領土主権を守ろうとする決意を示し、日本の釣魚島を盗もうとする目論見を打破した。日本は釣魚島の主権を巡り双方の間に係争が存在することを直視し、実質的な行動により中国側と向き合い、釣魚島を盗もうとする妄想を捨てるべきだ。7月2日付香港紙・文匯報が伝えた。
日本が昨年「島の購入」という茶番劇を演じてから、中国海監は釣魚島の領海内で定期的な巡航を実施している。海上保安庁は、中国公務船は釣魚島で200日以上に渡り巡航しており、中国の釣魚島付近の巡航が常態化したことを示していると表明した。持続的な巡航の他に、中国海監船は7月1日を含め計3回に渡り、日本の漁船を駆逐している。中国海監船の釣魚島海域における巡航・法執行の常態化は、中国が釣魚島に対して異議のない主権を持っていることを証明し、中国が領土主権を守り侵犯を許さない毅然たる決意をしていることを示している。これはまた、日本による釣魚島の長期的な占拠を打破し、日本の公務船が釣魚島海域で横暴な振る舞いをし、中国の漁船・漁民を好き勝手に駆逐できる日が戻ってこなくなったことを意味する。