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japanese.china.org.cn | 17. 07. 2013

日中翻訳学院武吉塾、第10期修了式東京で開催

タグ: 日中 翻訳学院 武吉塾 修了式 東京

講義する武吉先生。段躍中撮影

7月13日午後、東京豊島区立勤労福祉会館において、日本僑報社が主催する日中翻訳学院武吉塾の第10期スクーリング及び修了式が受講生、一般参加合わせて28名参加のもと開催された。第10期の修了生は32名であり、そのうち五名が今年末に初めての翻訳書が刊行されると紹介された。

中文和訳武吉塾スクーリングは、日本国内はもとより海外からも受講生が参加する通信講座で、毎期最終回には受講生が東京の会場で一同に会し、武吉教授の講義を受けるとともに受講生の経験談や、初めて顔を合わす方、久しぶりの再会を楽しむ方など交流の時間を楽しむ会である。

講義は、翻訳は「三つの『お』」というテーマで、翻訳は「おもしろい」、翻訳は「おそろしい」、翻訳は「奥が深い」について講師の長年の経験を交え話し、翻訳するときの労力と時間は、おおむね原文の理解2.5、検索2.5、日本語の最適な単語と表現を選ぶのに5が必要とノウハウを述べた。また、翻訳者は「訳者は役者」と状況に応じ臨機応変に対処するセンスや技量が試されると述べた。最後に、「不訳・加訳・語順を変える」をテーマに、中文和訳の悪いクセを詳しく説明し、参加者から大変好評を得た。

講義に続く経験談では、初めて単行本を共訳した受講生の石垣優子氏と神戸から上京された山岡あかね氏が、中国語勉強の体験と翻訳の苦労を熱く語った。

その後、武吉教授より修了した受講生に修了証書が手渡され、引き続き行われた茶話会では、参加者全員が自己紹介し交流を楽しんだ。大阪府、滋賀県、兵庫県から6名の受講生も参加され、武吉塾の人気ぶりを伺った。

席上日中翻訳学院事務局は、武吉塾11期の募集要項http://fanyi.duan.jp を発表した。81歳の武吉教授は「健康の続く限り講座を継続する」とも述べた。(岩楯嘉之・NPO日中交流支援機構事務局長)

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