紹介イベントの後、富田さんはチャイナネットの取材に応じてくれた。中国のチャイナドレスと日本の着物は両国の伝統的な服であり、着物のデザインで最も重視していることについて、富田さんは、「着る人の気持ちが一番大事。自分のデザインが最高だと思うのはだめ。恋愛と同じで、相手の着る気持ちを重んじるべき」と語った。また、中日両国の関係が緊張状態にある特別な時期にこのような文化イベントを行ったことについて、「文化に国境はない。中国文化は確かに日本に多く入っており、私は、文化の面で中国は日本の先輩だと思う。今の時期、文化のイベントを行い、中国で日本語ができる人や日本の文化に興味を持つ人たちに文化や着物などを紹介できることに、心から感謝したい」と話した。

会場で参加者に千万円以上の高価な着物を試着させる様子