釣魚島の領有権主張 「決して譲ることはない」
釣魚島の領有権主張 「決して譲ることはない」。 この世界では、脅しに応じることなく強い意志を堅持すべきであり、下手に出てはいけない。中国は釣魚島（日本名・尖閣諸島）と南中国海の領有権をめぐる問題において、決して譲ることなく断固として争う…
タグ： 国防 海洋 領有権 釣魚島
発信時間： 2013-08-06 13:44:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
北京市委員会宣伝部（広報部）が主催する「中国の夢―理論家による現場視察」講演イベントが軍の駐屯地で行われた。中国人民解放軍国防大学の姜漢斌教授と軍隊建設研究所の欧建平所長が北京市門頭沟山区の駐屯地に赴き、軍隊員らに向けて「中国の夢と軍強化」に関する講演を行った。姜教授は「この世界では、脅しに応じることなく強い意志を堅持すべきであり、下手に出てはいけない。中国は釣魚島（日本名・尖閣諸島）と南中国海の領有権をめぐる問題において、決して譲ることなく断固として争う」と強調した。
姜教授は、「現在、南中国海には53の島嶼が存在し、うち中国が実効支配を行っているのはわずか9つ。29の島がベトナムに占領されており、その支配は117万平方キロメートルの海域に及ぶものである。そして、フィリピンが9つ、マレーシアが3つ、インドネシアが2つ、ブルネイが1つの島を占領している」と説明した。
姜教授によると、南中国海は戦略的に極めて重要である。全世界には海上航路がおよそ40本あるが、うち20本が南中国海を通過している。中国のエネルギーの60%はマラッカ海峡を通過して輸入する必要があり、そのため、中国が南中国海の要地を獲得するために争うのは当然のことであり、決して譲ることはない。
姜教授は報告書の中でも釣魚島問題に触れ、「釣魚島は単なる領有権問題に止まらず、その軍事戦略における価値はこの上なく大きいものである」と指摘している。
欧所長は軍隊の近代化建設に如何に取り組んでいくかについて講演し、「近年、中国の武器装備の水準は向上し続けており、陸軍の戦車は既に世界最高水準の仲間入りを果たしている。また、海軍の新型艦艇も絶えず強化されている」と述べた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2013年8月6日
 |
|
 |
コメント数:0最新コメント
コメントはまだありません。
一覧同コラムの最新記事
